Run x Climb = Fun!!

登って走ってスピードハイク

Garmin Fenix 3を泊まりのスピードハイクで使う

9年くらい使ったSuunto Vectorが海でのSUPで何度か落水した折に浸水してしまったようで、液晶の表示が怪しくなって死亡。

いわゆるABCウォッチを買い直さねばという状況が続いていたのだけど、Suunto Coreは面白みがないし...と思っていたところでGPS機能がついていて、普通の時計としても使えなくもなくて、3世代目になって完成度が高くなっていたGarmin Fenix 3がよさそうだと思って導入したみた。

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Garmin製品は、登山用ハンディーGPSの定番だったGPSmap60CSにはじまり(所属していた会社の山岳部で所有)、自転車用のEdge 705、軽量化したEdge 500と続いて6年くらい間があいて(地図が出るEdge 705で大体のアウトドア活動は間に合ってた)、久しぶりの最新機種。

早速のデビュー戦は泊まりの南アルプスで、予定行動時間が14,15時間。GPSを使った公称動作時間が16時間だったので、ギリギリなんとか持つかなというところ。結果的に、トータルの行動時間は16時間強だったけど、行動終了時にバッテリーが10%ほど残っていたので最後まで問題なくログが取れた。

使ったのはトレランモードで、Ant+の心拍計は使わず、GLONASやActivity Trackerも無効にして、Smart Recordingを有効にした省エネ設定。

気づいたことを書くと、

  • 登行スピードがm/hで出るのは便利
  • 絶対標高と登行スピードが一緒に出る画面が欲しい(アプリの設定で表示項目をいじれば実現可能)
  • 標高の数値は基点となるポイントであわせてもすぐズレる。Vectorのほうが優秀だった印象
  • 活動中に普通の時計モードや標高モードに移るのが少し面倒 (Down長押し・ショートカットできるのかも?)
  • 岩場で手を使って登り&クライムダウンをする際に誤ってStart/Stopボタンを押してしまうことが何回かあった。ロックかオートロックすればよいのだけど、それはそれで面倒

ってなところでしょうか。

海外通販だったので、定評のあるABCウォッチよりちょっと高い程度の価格で入手できたので満足度は高いです。スマートウォッチの世界は日進月歩なので陳腐化が寂しいけど、思っていた通りかなり完成度が高まっているので、エポックメイキングな新機種が出てこなければ当面はFenix 3で不満は出なさそう。さすがに前回のVectorほど長い時間は使えなさそうだけど、せっかくなので普段の生活からラン、トレラン、山歩き、とバリバリ使っていこうと思います。